プロジェクターHouse~TVを持たない生活~ WORKS
- 家族構成
- ご夫婦+お子様一人
- 延床面積
- 106.72㎡
- 敷地面積
- 90.01㎡
- 工法構造
- ツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)
- 施工年月
- 2021年08月
住宅のこだわり
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外観は吹き付けのモルタル仕上げに、玄関まわりは左官仕上げのアクセントを入れてあり、シンプルモダンでおしゃれに仕上げてあります。
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玄関内部も白を基調とした面材や扉を選択しており、暗くなりがちな玄関にスリットの窓を設置することにより明るい空間を作り上げております。玄関収納はカウンター収納に加え、通り抜けが出来るシューズスルークロークを設けており、収納量は十分に確保してあります。
収納カウンター上の壁にはエコカラットをアクセントとして使用しており、衣装性も良く、調湿性能や消臭性能が高くオススメです。
またコロナ禍の昨今、帰宅した際にすぐに手洗いが出来る洗面台をシューズスルークローク内に設けることで、感染予防につながるご提案をさせていただいております。 -
リビング部は天井の高さが3mあり、天井付近には横長のFIX窓を設置することで高い位置から明かりを取り入れて、明るく開放的なリビングにしております。
また、結婚当初よりTVの代わりにプロジェクターで映像&音楽を流す生活を送っていたご夫婦。注文住宅の打ち合わせで一番こだわったのは、プロジェクターを120大画面で投影すること!
天井付けプロジェクターの位置、サッシの大きさ・箇所、時間・日光・映し出す映像との干渉などを細かくシミュレーションして家づくりを進めました。映像を映し出す壁には、プロジェクター用の凹凸がない壁紙を選んでいただいております。
ダイニング、キッチン部は、天井高が2.4mになっており、床材の色味に合わせて木目のクロスを天井にアクセントとして選んでいただいて、統一感のあるオシャレな空間になっております。
床材はLIXIL【ラシッサD ウォルナット柄】になります。リビングに入る扉は引き戸でLIXIL【ラシッサDヴィンティア ボトルグリーン】を選んでいただいております。お部屋の指し色として最近はこちらの扉を選ばれて使われる方が非常に多くいらっしゃいます。 -
キッチンはコンロ前の壁の部分を特注のアイアンフレームとガラスを入れているほか、色味は奥様が大好きなグレージュを採用。オシャレでシックな雰囲気になっております。
ただ、注意していただきたいポイントが、ガスコンロのままだとアイアンフレームが変形してしまう可能性がある為、コンロをIHに変更していただく必要があります。もし、アイアンフレームを検討しようと思っているのであれば、一度施工店の方にご相談してみて下さい。
キッチン内部の手元部分やコンロ横の壁には奥様こだわりのタイルを張らせていただきました。タイルは名古屋タイル【カプレーゼ】を使用しております。
通常ですと、メーカー標準の汚れに強い壁になるか、ホーローパネルとなりマグネット対応の壁などになるのですが、オシャレで料理が楽しくなるようなキッチンにしたい方や、他の人とは違う自分だけのキッチンにしたい方にオススメです。
キッチン背面には収納棚を多く設置させて頂いており、キッチン下部の収納と合わせると相当数の食器や料理器具、家電や食料のストックなど十分に収納することが出来るようになっております。
可動棚の一部に関しては、今回電子レンジやオーブンを設置されるとの事でしたので、重量物を置いても平気なように施工させていただきました。こちらも、注意していただきたいポイントが、通常の可動棚ですと5㎏ぐらいが限界ですので、重量物を可動棚に置く予定がある場合は、間取りの打ち合わせの段階で施工店に伝えておいておくといいかもしれません。 -
洗面は造作洗面を採用していただきました。造作洗面を選択された方は既成の洗面台とは違い、洗面ボウルから鏡、台の形や色まで選んでいただきます。
これだけ聞いてしまうと、面倒であったり、自分たちに選べるかわからないといった不安になるかと思いますが、もちろんコーディネーターや営業、設計がご提案させていただきます。造作洗面をやりたいけど迷っているかたは、一度ご相談下さい。
造作洗面の手元タイルも奥様のこだわりが詰まっており、今回は名古屋タイル【コラベル】というものを使いました。こちらのタイルは、ドラマのセットにも使用されており、とても人気で選ぶ方が非常に多いです。
脱衣室は、収納ボックスは設置せず、特注のアイアンバーを採用されており、室内干しが出来るようにしております。
洗面に向かう壁の上部はR壁といってアーチ状にしており、ドアを設置しない部分はこの様に壁の上部をオシャレにすることも可能です。 -
昨今の流れであるワークスペースもリビングの隣に設置させて頂くプランをご提案させていただきました。オンライン会議を行う際も、背面はアクセントクロスになっているので、背面の生活感や物などを気にせずオンライン会議に臨めるようになっております。
主寝室の収納はW.I.Cを採用しました。ハンガーパイプを上下に付けることによって収納量は2倍になり、長物の洋服はハンガーパイプが取り外し可能になっているので、使用用途によって使い分けて頂けるようになっております。
また、可動棚を設置させていただいており、カバン類をしまえる様にしてあります。