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【注文住宅】まずはツーバイフォー(木造枠組壁)工法を検討!メリット・デメリットもご紹介 2022.6.12

戸建てを購入していない方でも、一人暮らしで家の賃貸契約をしたことがある人なら、“木造”や“鉄骨造”という言葉を一度は耳にして、何がどう違うのかを調べたことがある方もいるでしょう。

さまざまな建築工法が存在しており、各建築工法に特長があるため、戸建ての家づくりにはどの建築工法にするのか、吟味する必要があります。

そこで今回は、日本住宅ツーバイが主力としている、ツーバイフォー(木造枠組壁)工法についてどういった特長があるのか、メリット・デメリットなどをご紹介します。

ツーバイフォー(木造枠組壁)工法とは


今の日本の木造工法は、主に次の3つです。
  • 木造軸組み工法(在来工法)
  • 木造枠組壁工法
  • 木質プレハブ工法
ツーバイフォー(木造枠組壁)工法とは、木造枠組壁工法のひとつ。他にもツーバイシックス(2×6)、ツーバイエイト(2×8)、ツーバイテン(2×10)などがありますが、まとめて“ツーバイフォー(木造枠組壁)工法”と呼ぶのが一般的となっています。

出典:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会


ツーバイフォー工法は北米で誕生し、ヨーロッパなどにも伝わっており、アメリカ・カナダでは木造住宅の9割はツーバイフォー工法で建てられたといわれています。


ツーバイフォー(木造枠組壁)工法の仕組み

では、具体的に「ツーバイフォー(木造枠組壁)工法とは、どんな工法なのか」についてみていきましょう。

“2”や“4”という数字は木材のサイズを意味しており、木材の断面図が約2インチ(38㎜)×約4インチ(89㎜)のサイズになっている木材を、ツーバイフォー材と呼んだりします。

出典:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会


2×4サイズになっている木材で、枠組みを造り側面に構造用面材を張りつけて、ひとつの箱のようなイメージで“六面体構造”を造っていきます。


この画像では片面のみ構造用面材がついている状態です。このあと電気配線や給排水配管を通したり、断熱材を間に敷き詰めたりといった工程を経た後に、石こうボードで蓋をするような流れになります。


ツーバイフォー(木造枠組壁)工法の特長


ツーバイフォー(木造枠組壁)工法の構造について理解できたところで、「じゃあツーバイフォー工法は何がいいの?」と疑問に思うのではないでしょうか。

では続いて、ツーバイフォー工法の特長についてみていきましょう。


特長1.耐火性

“木=燃えやすい”とイメージしやすいため、「ツーバイフォー工法も火災に弱いのでは?」と考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、火に弱いイメージとは真逆で、木造工法である“ツーバイフォー工法”は、耐火性に優れた工法なんです。

その理由は、次の2点です。
  • “石こうボード”による耐火性
  • 火の燃え広がりを抑える“ファイヤーストップ構造”
ツーバイフォー工法で建てられた住宅の壁や天井の内部には、石こうボードが貼られています。石こうボードには熱があたると熱分解が起こり、水蒸気が出るという性質があります。

また、ツーバイフォー工法はファイヤーストップ構造という、空気の流れを遮断することで火の広がりを抑える構造になっています。

他にも、不燃性の断熱材を使用することで、さらに火の広がりを抑える役割を担っています。

出典:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会


もちろん“火災が起きない”ということを保証することはできませんが、火災がもし起きてしまっても、被害を最小限に抑えることができる構造になっているというのは、安心できる要素ですよね。


特長2.省エネルギー(気密)

ここまでにご紹介した六面体構造や構造材がもつ断熱能力、壁内部にある断熱材によって、高い気密性を保っています。

よって“冬は寒くなりにくく、夏は暑くなりにくい家”となり、結果として省エネルギー性能につながる家づくりが可能となります。


特長3.遮音性

高い気密性を特長とするツーバイフォー工法は、遮音性にも優れているといわれています。

その理由は断熱材や石こうボードにあります。

不燃性の断熱材は、耐火性だけではなく、音を吸収する性質もあります。

また石こうボードにも同じように吸音性があるので、断熱材と石こうボードはダブルで遮音性を高めてくれるということになります。


特長4.耐震性

「ツーバイフォー工法の家は地震に強い」といわれています。その理由は、六面体構造にあります。

枠組みと構造用合板で造られた六面体構造の集まりであるツーバイフォー工法の家は、家全体で揺れを受け止めることで、揺れの力を分散または吸収しています。

平成28年に発生した熊本地震では、ツーバイフォー住宅で全壊・半壊した家はなく、一部破損した住宅は3%。被害なし及び、多少の被害があった家は全体の97%を占めています。

出典:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会



ツーバイフォー(木造枠組壁)工法のメリット


ここまでツーバイフォー(木造枠組壁)工法の特長をみていきましたが、ツーバイフォー工法で家を建てるとどんなメリットがあるのでしょうか。


メリット1.耐火性・省エネルギー・遮音性・耐震性

ツーバイフォー工法の特長でもご紹介したように、ツーバイフォー工法の家は、耐火性・省エネルギー性・遮音性・耐震性に優れています。

災害に強いだけではなく、日常生活で気になりやすい音や断熱にも効果があることは、長い目でみたときだけではなく、日々の生活で感じられるメリットとなります。


メリット2.施工期間が短く、施工コストが抑えやすい

ツーバイフォー工法で使用される建材は、2×4だけではなく2×6など、他のサイズも使用されることがあります。これはサイズが規格化されているため、事前に建材を準備しておきやすいという特長があります。

規格化されている角材と合板を組み合わせていくので施工期間が短く済み、施工コストを抑えられやすくなります。


メリット3.品質の安定

建材が規格化されていることは、家の品質の安定にもつながります。

職人の知識と経験から成り立つ技術は不可欠ではありますが、高度すぎる技術を常に必要とするわけではないため、品質を安定させることに優れています。


ツーバイフォー(木造枠組壁)工法のデメリット


ここまでツーバイフォー工法のメリットや特長といった魅力をご紹介してきましたが、ツーバイフォー工法にもデメリットがあります。

どんなデメリットがあり、デメリットにどのような対策が必要なのかをみていきましょう。


デメリット1.施工中の雨にあたる

雨対策こそがツーバイフォー工法で家建てる最大のデメリット(課題)だと、日本住宅ツーバイでは考えています。

軸組工法では数日で上棟するのに対して、ツーバイフォー工法では、約1カ月をかけて家を下から造っていく流れになります。そのため、屋根やサッシが付いていない状態で雨が降ると、構造躯体が濡れてしまうリスクが高くなります。

これはツーバイフォー工法で家を建てるのにあたって、仕方がないという部分も大きいのですが、理解しておいてほしいのは、雨に濡れたからといって著しく性能が落ちるというわけではない、ということです。

経験豊富な施工実績より考えられた、当社の施工マニュアルに準じて、しっかりと雨仕様対策を講じることで、ツーバイフォー工法の弱点を適切にフォローして施工しています。


デメリット2.カビやダニが発生しやすい

カビやダニが発生しやすいというのは、“湿気”が大きく関係しています。

施工会社によって対策方法は異なりますが、日本住宅ツーバイとしては、施工期間中に雨で濡れた建材が乾いてから作業を進める、といった作業方法を行っており、カビやダニが発生しやすい環境のまま家を建てないように務めています。

また、2003年7月以降には改正建築基準法が施行されたことで、建物には24時間の換気システムの設置が義務付けされました。

そのため、法改正以前のような気密性が高いがゆえに、湿気が外に逃げないといった状態にはなりにくいといえます。

ただ、引き渡し後に施主様がどれだけ換気対策を行うか、に左右される部分もあります。梅雨の時期など、湿度が高くなるときには出来るだけ換気をするように心がけてほしいです。


デメリット3.リフォームが難しい

「ツーバイフォー工法で建てた住宅は、リフォームが難しい」とよくいわれています。インターネットでも、そのように説明しているのを目にします。

確かに、ツーバイフォー工法は六面体構造で造られており、壁(面)で構造耐力を確保しています。そのため、無造作に壁をなくして間取りを変更するといったリフォームは難しいとされています。

しかし、決してリフォームすることができないわけではなく、ツーバイフォー工法のルールや構造をしっかりと理解し、ツーバイフォー工法の住宅の施工経験が十分にある工務店であれば、リフォームの対応をすることは可能です。

日本住宅ツーバイでは、長年ツーバイフォー工法を採用していることもあり、ツーバイフォー工法住宅のリフォームも経験と実績に裏打ちされた最良のご提案ができます。

日本住宅ツーバイで建築していないツーバイフォー住宅のリフォームの依頼も多いため、もしリフォームの依頼先を探していたり、リフォームが難しいといわれていることを懸念している方は、ぜひ日本住宅ツーバイにご相談ください!


デメリット4.デザインの制限がある


ツーバイフォー工法の特長である六面体構造は、面で家を支えているため、その分開口部が大きく取れず、ある程度のデザインに制限がかかることは事実です。

ただ、コストが上がる可能性はあるものの、デザインによっては対応可能ではあるので、ツーバイフォー工法を得意とする施工会社にまずは相談することをオススメします。

また、木造軸組構造でデザインは自由にできるか、といわれれば、構造上の問題で窓の数に制限が出たりといったこともあります。

ツーバイフォー工法に限った制限ではないことを、覚えておいてほしいです。


木造軸組工法との比較


ここまでにツーバイフォー(木造枠組壁)工法について触れてきましたが、同じ木造である軸組工法とはどのように違うのでしょうか。

木造軸組工法は、柱や梁などを組み合わせて、軸組で構成する木造の構法です。在来工法や伝統工法とも呼ばれており、長年日本で採用されてきています。

ツーバイフォー工法と比較したうえでの、軸組構法のメリットは、間取りの自由度とリフォームのしやすさが挙げられます。

ツーバイフォー工法が面で家を支えているのに対して、軸組構法は点と点を線で結ぶような形で家を造っています。

点の位置によって間取りを決められるので、ツーバイフォー工法よりも自由度が高く、リフォームもしやすくあります。

デメリットは、耐震性と耐火性が挙げられます。

もちろん「木造軸組工法が耐震性や耐火性が低い」というわけではなく、ツーバイフォー工法と比較したときに、耐震性や耐火性はツーバイフォー工法のほうが良いといえる、ということです。

理由としては、やはり六面体構造であることが大きいです。面であることで揺れを分散させ、火を跳ね返しさせやすいといわれています。


何が自分にピッタリなのかを基準に考えてみましょう

ツーバイフォー工法は、間取りの自由度やリフォームの難易度の視点でみると、軸組工法より劣る部分はありますが、耐震性や耐火性、省エネルギー、などの要素を含めてみると、非常に全体のバランスが良い工法だといえます。

ただ、予算にある程度の余裕があるなかでより耐震性や耐火性が優れた家がいい、ということであれば、RC造の家づくりが最適なこともあります。

工法を選ぶにあたって、自分たちは何を最も優先させたいのかを考えて、それぞれの家族の形にピッタリな工法を選択してほしいです。

家づくりにおいて、ツーバイフォー工法における疑問や不安があれば、気軽に日本住宅ツーバイまでご相談ください!

ツーバイフォー工法のプロである日本住宅ツーバイが、回答させていただきます。